2017年10月22日

10月文京恒星ゼミ

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天文学ゼミは早めに終わり部屋を替えて恒星ゼミになる。今日は日曜で会場はいつもより2時間早く閉まるので1時間ほどで終了。8名参加でいつもと同じようなメンバー。放射によるエネルギー輸送の続きであるが、ここらは以前このテキストのはじめのほうでやったような気がするが、たぶん式はまた違って初めてみる。ロスランド平均不透明度の入れたエネルギー吸収係数のはじめを1行やっておしまい。なんとも難しい式ばかり続いて出てくるが、何%かでも頭に残って次回見たとき少し思い出せれば良いだろう。
posted by 郷 太郎 at 23:28| Comment(0) | 放送大学

10月文京天文学ゼミ

今日も終日小雨模様だが参加者は25,6名で遠くからの学生も多い。はじめ2件レポート発表がある。宇宙惑星探査と古代日本天文学という異分野の内容であるが、いずれも2年近く調べられた素晴らしい発表で、やはり文献DATAを渉猟したり、現地調査を実施されている。ある程度良く判った内容なら、研究そのものの周辺にいくつか前例研究や情報があるが、どのような分野でもさらに突きつめて探索していくと、必ず誰も触ったことのないそれ以上進めない岩盤のようなものにあたる。物事の源泉、根本に近い部分である。「ここは岩盤」という表示があるのみでそれ以上は何もないのだから、知りたければ自分で調べてみるしかないのである。ここを手を変え品を変え思いつく方法を試行してみるのは、たとえすぐに満足的結果が得られなくとも必ず進歩するエネルギーが蓄えられていくのだろう。活発な意見質問に対し丁寧な説明や議論がなされて有益な発表会となり進展が楽しみとなる。
残り時間は輪講が始まる。宇宙天文学を学ぶアプローチは2種あるという。ひとつは、宇宙論・宇宙の始まり⇒宇宙構造・宇宙の歴史⇒銀河系・元素⇒恒星・太陽系⇒惑星・地球⇒生命・人間⇒文明・人類と宇宙というように、原初から現在へ辿る道である。もうひとつは逆で、地球・文明から惑星、恒星、銀河系、宇宙構造、宇宙論というように進める順である。本書では、前者の流れ即ち根源から探りながら現在の位置を知るという構成になっている。今日はインフレーション理論のあたりを学ぶ。かつて宇宙論は思想論、思惟の世界、哲学の世界に近かった。現代のわずか50年くらいの間に宇宙探査衛星、巨大望遠鏡の技術で、証明できない思想や仮説と思われていた理論が次々に根拠のある事実となって観測されてきている。宇宙の始まり、宇宙の地平線、宇宙の平坦性の問題を解決するためにインフレーション理論は大変整合的で、数値計算と観測DATAが良く合うという。今、すばるやハッブルをはるかにしのぐ直径30mのTMT望遠鏡が計画されている。これを用いて、宇宙構造と並行して、惑星探査の新発見時代の幕があくのだろうか。直接我々の生活にすぐには直結しにくい科学の領域であるけれど、これらは人類の思想の拠り所を大きくぐらつかせてしまうかもしれない。
posted by 郷 太郎 at 23:26| Comment(0) | 放送大学

10月幕張galaxyゼミ

今日は終日小雨模様。午前区民ギャラリーへいき展覧会の申し込み抽選会。かなり全体にすいていてよかった。それから海浜幕張へ向かう。学習センターで面接授業の空きを確認すると希望授業の残席全くなし残念。午前には遅れてしまい、いつものように8Fへ上がると部屋が変更になったようで6Fに行くとやや小さいカンファレンス室は人が一杯。先生をいれて15名も多数参加。丁寧な解説翻訳がありよくわかる。遅い昼飯を皆で済ませて午後の輪講に入ると、次のT氏の解説。英文学部出身らしく流暢な英語だが、日本語の訳もとても良く調べられていて、いろいろな意見が出ながら良いスピードで進む。「or」は、「または」か、「すなわち」と訳すかで意味が異なってしまう。「星の(周りにある)ガスが失われる(空間へ散逸する)、または星に吸収される」のか、「星の(周りにある)ガスが失われるのは、すなわち星に吸収される」となる。「verry little」などは、「大変少量だが存在する」というのでなく、「大変少量が存在する=存在しない」という否定の意味に近くなるのだという。ちょっとした言葉で翻訳、解釈の難しさを教えてもらう。これは最後は、天文学的理解の正しさと突き合せれば、間違は少なくなるだろうが、外国の言葉の難しさが顔を出す。全体のイメージ、ニュアンスが人により場面により変化してしまうのは言葉の持つ不思議さ。一人でやっていると判らないままで終わってしまいそうだが、皆で訳せば怖くないと、なんとかひとつの定まった理解にまとまりそうだ。
posted by 郷 太郎 at 23:25| Comment(0) | 放送大学
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